薪割り: 11月になると1年後の薪を切り始める。切り倒した木は、枝を払いたまぎりにして積む。木は11月から3月の間の休眠中(水揚げしていない時)に伐るのが一番いい。
とにかくたくさん切る。木たちを10月にはいる頃より切ったり割ったりが始まる。
松ばかりの年もあれば、楢の時もある。でもいろんな木があり、いろんな暖かさで一家を助けてくれる。
家の裏、家の前、いたる所が薪置き場で、それらは薪としてだけではなく、オブジェやアクセサリーにもなるのだ。
もうこの薪の生活になって14年になる、あくまで自分たちの生活のための必要な分の木を切るだけだ。道具として,チェンソーと斧という鉄の道具に感謝せずにはいられない。本当にどちらもすごい道具である。
それらを子供達が運んでかたずけてくれる。
年ごとに子供のパワーに感動する。
毎年いろんなところから声がかかる。今年の最初は、我が家の南のはんの木を10本倒した。ロープを出来るだけ上の幹にかけ、倒すほうに引っ張る。無事、みんな同じ方向に倒れた。後は枝を払いたまぎりにする。
小枝はすぐ乾き風呂で使う。
暮れに、太い木がやってきた。桜とヒノキ、樅の木たち。何かにしようと思っている。オブジェに変わるだろうと・・・・この家の庭に置かれているだけでわくわくして来る。
2mに切った赤松たち
私が伐って割り、雅が運んで積む。
10月から4月ぐらいまでは、薪はどんどん使われてゆく。
 木は薪として伐る時,薪を割る時、そして風呂や、部屋の暖房として、そして何よりも木の持っている暖かい波動が、やさしさが、私たちを暖かくさせてくれる。
我が家のストーブは60センチの薪が入るので、薪も50センチぐらいでたまぎる。
この2つのチェンソーで14年間、木を薪にかえてきた。ハスクバーナー256,、この56CCのエンジンでがんがん木を倒していた頃は、何か欲張りな自分がいて、木の事などあまり考えない 自分中心で切り倒していたような・・・・
 今は木への感謝、大地への感謝、この自然への感謝が木を伐りながら湧きあがり、それと同時に自分がとても幸せである事を感じることが出来る。

今はほとんどこの2つでやっている。昔のようなパワーがないのか、そんなに大きな木を切らなくなったのか、35CMのバーの軽いスチールので充分だ。
 そして、この斧は3本目の柄である斧じたいは研ぎながらいまだにものすごいパワーと切れ味だ。
我が家の薪ギャラリー
いたる所に積まれる薪は、毎年変わるオブジェだ。
この無造作に積まれてゆく薪
このみなぎるパワー、そして造形として美しいと感じる。
薪割り
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何ゆえの薪集めなのか・・・・
それは標高800mの八ケ岳の冬の暖房と、通年使う五右衛門風呂のためである。

それ以上に木が好きなのだという事をわが家族のみんなは感じている。
2003年10月いきなり松が来た。500キロ以上ある。・・これは薪ではない・・何を作れというのか・・・
中古で買って11年、走行距離は4万キロだが、荷物を運んだ重さは半端じゃない。本当によく頑張ってくれている。
HONDAの550CCの4WDの軽トラック 
現代(21世紀の日本)の我が家の薪の生活において、斧、チェンソー、最小限のガソリン、そして軽トラこれがどうしても必要な道具である。

ちなみに、中古で買った軽トラのナンバーが私の誕生日なのがとてもうれしかった
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薪ストーブ
五右衛門風呂
薪割り
2003年
2004年 2005年 2006年
薪割り
2003年
2004年 2005年 2006年
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